声楽コース

あなたの歌をもっと楽しく!

 

 声楽とはオペラや室内歌曲、教会音楽等のいわゆるクラシック音楽の歌ではありますが、その懐の深さはどんなジャンルの歌にも通じるものがあります。また、声という唯一無二の生きた楽器を、電気的な力を借りずに縦横無尽に駆使する、最高峰の芸術世界でもあります。

 

あなたは何を歌いたいですか?

どんな声で歌いたいですか?

その問いに答えるお手伝いを致します。

 

ご自身の「声」を知り「楽」しんで、世界に一つしかない貴方だけの歌をもっと楽しんでみませんか?



初心者の方へ

どんなことでも初めの一歩は怖いものです。

まずはご自身の歌いたい曲を歌えるように思いっきり歌うことから初めてみませんか?

お子様でもご年配の方でも、早すぎる遅すぎるなんてことは全くありません。

声楽のメソッド、歌のテクニックは本当に様々なものがありますが、当教室では声楽・オペラの故郷イタリアの発声、歌唱法を基本に置きながら、生徒さんご自身が健全な声で歌える事を最も大切にしています。

その為の基礎的なトレーニングや練習曲も段階的に取り組みつつ、あなたの歌を楽しんで上達してもらいたいと考えております。

もちろん本格的にオペラや歌曲の声楽に取り組んでみたいとのご希望にも、外国語の読み方や楽譜の見方等の初歩の初歩から指導致します。

今歌いたい歌を胸に、どうぞ思い切って最初の一歩を踏み出してください。

 

声楽経験者の方へ

あなたの歌のお悩みはなんでしょうか?

もしくは「色んな先生に習ったけど、みんな言うことが違くて混乱する。」「レパートリーが違うって言われた。」「自分はソプラノ?メゾ?」なんて事はありませんか?

当教室では、あなたの歌・声に意識の的をきちんと絞りレッスンする為に、まずは歌や付随する様々なお悩みを対話し解決案を一緒に探すところからスタートします。

他の教室や声楽の先生のレッスンと並行してお越し頂いても当方は問題にしません。

 

また歌唱そのもののお悩み、例えば「ここのフレーズがしっくりこない。」「この高い音が出しづらい。」「イタリア語のレチタティーヴォってどうやるの?」等々、具体的かつスポットでのレッスンにも対応しております。

あなたの歌のセカンドオピニオン、カウンセリングとしてご活用頂き、気軽にあなたに必要が生じた時に来て頂ける、そんな教室です。

もちろん通常の定期的、長期的に計画性のあるレッスンも行っております。

 

担当講師は在イタリア歴およそ9年のテノールですが、他声部の方の指導やイタリアオペラ以外のレパートリーも指導しております。

また担当講師で対応出来ない事案がある場合には適切な指導者を紹介させて頂きます。

いわゆる「○○○門下会」の様な囲い込みや特定のメソッドの押し付けは致しませんので、まずはお気軽にあなたの今の歌をお聞かせください。

 

大切にしている事

・声と心の健康

どんなに立派な声や素晴らしい歌を歌えても、のどを痛めたり心を病んでしまっては本末転倒です。レッスンはどんなに内容が難しくハードなものでも『真面目に楽しく適切に♪』をモットーにしています。

 

・生徒さんの個性

声楽の様式や解釈等は正解があるかと思いますが、歌や声そのものは生徒さんの個性が全てです。良い声・良い歌を誰かのレプリカでは無く生徒さんご自身の味が出るよう心掛けてます。

 

・対話するレッスン

歌唱テクニックの伝授や説明では、話が講師から生徒さんへの一方通行へなりがちです。生徒さんが都度感じる事、思うことをお話頂き講師と共有することで「一緒に勉強しましょう」のレッスンをしております。

 

・習うより慣れよ

生徒さんは限られた時間の中、お金をかけて自分の歌を歌うため、上達するためにレッスンに来られます。講師の演説は最小限にして、少しでも多く生徒さんに実際に歌いトライし体感して貰いたいと考えております。

 

・歌唱法はオートクチュール

当教室が考える「正しい」メソッドとは、ある一定不変のものでは無く、生徒さんお一人お一人の歌唱上達に役立つように常にアレンジしながら更新して最適なものを探しております。

 

*ハラスメントゼロ空間*

 

当たり前の事ですが、セクハラ、パワハラ、モラハラ等その他あらゆるレッスンに関係の無い不快な体験は無益です。

講師・生徒である前に一人一人の人間として、お互いに尊重しあい心地良く音楽に打ち込める時間を共有したいと考えます。

 

 

講師紹介

 

相山 潤平

あいやま じゅんぺい

 

 

声楽コース講師

 

プロフィール

茨城県日立市出身。

声種はテノール・リリコ。

宇都宮大学農学部森林科学科中退。国立音楽大学音楽学部声楽学科首席卒業、矢田部賞受賞。同大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。

2006年よりイタリア留学、ミラノ市立音楽院オペラコース修了。

声楽を田口興輔氏、M.L.チョーニ氏、林康子氏、音楽解釈をL.ゴルラ氏、U.フィナッツィ氏に師事。

74回読売新聞新人演奏会出演。

36回イタリア声楽コンコルソ入選、リッソーネ市第2回国際オペラコンクール最優秀テノール賞受賞。

ミラノにてG.プッチーニ「ラ・ボエーム」ロドルフォ役でデビューを果たし、G.ドニゼッティ「愛の妙薬」ネモリーノ役、G.ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」エドガルド役、他にも多くの作品に出演し好評を得る。

またW.A.モーツァルト「レクイエム」、G.ロッシーニ「スタバト・マーテル」等のコンサートソリストとしても活動。

現在はオペラ、コンサートを中心に他ジャンルとの共演やクロスオーバーなどの積極的な演奏活動を行っている。

常磐ひたちメンネルコール指揮者。

日立子どもオペラ講師。

二期会会員。

 

 

その他指導歴

二期会オペラ研修所、愛好家クラス(アドヴァンストコース)や日本声楽家協会等の演奏助演として活動。常に生徒とともに歌い、ともに考える時間を大切にしている。